アルケミラ

Alchemilla spp.

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特徴
樹高は10-50cmの多年草植物である。フィンランドではおよそ25種もの類似種が存在する。葉は指のような形をしており、成長初めの葉は膨らみがある。

アルケミラは見分けるのが簡単な植物である。葉はクリスマスクッキーの様な形をしており、雨が降るとしずくが葉に溜まる。5から6月にかけて黄緑色をした蕾がつく。

自生場所
野原やあぜ道、川岸や海岸、また花壇などを好んで自生する。アルケミラは陽の当たる所、または少し日陰のあるところで乾燥した砂地を好む。アルケミラをサラダ用として栽培する場合、花の部分は摘んでしまうとよい。そうすることで秋まで新しい枝や葉が伸びてくるからである。

収穫時期
初夏、開花時期までの間に葉をつむ。若い葉は、一つずつ手で摘んで行く。葉を摘むときに味見をしてみると良い。種類によって葉の味も違ってくるからである。葉の茎は取り除く。

利用方法
マイルドで少し苦みのある葉はハーブ飲料、スープやパン焼き用に利用出来る。またサラダやパンにのせても良い。花や種はスパイスとして使える。アルケミラは栽培や食用目的として花壇で育てる事が出来る。

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